1948-05-28 第2回国会 衆議院 水害地対策特別委員会 第8号
そういう無力な委員會ならば一年、二年やつたところで意味をなさないのでありますので、この際本委員會は重大なる決意をもつて、少くともこの二十三年度豫算の中に割振られた災害關係豫算額は、數字はいずれ現地の實情その他に勘案し、さらに資料を集めて本委員會において決定しなければならないが、必要最小限度の滿足すべき額までに増加するように修正する。
そういう無力な委員會ならば一年、二年やつたところで意味をなさないのでありますので、この際本委員會は重大なる決意をもつて、少くともこの二十三年度豫算の中に割振られた災害關係豫算額は、數字はいずれ現地の實情その他に勘案し、さらに資料を集めて本委員會において決定しなければならないが、必要最小限度の滿足すべき額までに増加するように修正する。
○石田(博)委員 總額はもちろん前年度の前例によつて割振るということも考えなければなりませんが、同時に各縣から出ている申請額、それを建設院で査定して要求した額があるはずだと思いますが、その點は勘案していかなければならぬと思うので、額の點は今日必ずしも決定しなくても、その三つの方針、つまりこの災害關係豫算は増額修正するという點と、金融上速やかに現在までの出來高については支拂うような措置を講じてもらうことと
一般の災害關係以外の分は六億七千六百萬圓でありますので、これ亦二億程殖えております。こういうことに相成つております。これは公共事業を施行する時期的の關係があるのでありまして、殊に災害その他の關係で今後の春水、夏水その他を考えて、この際早急に事業の施行を要するものがある結果、この際必要とするものがあるので増額計上いたした次第でございます。
それから暫定豫算に盛つておりまする公共事業の内譯でございますが、大體現在考えておりまするのは、これの中には事務費と事業費とあるわけでございますが、その中事業費に相當するものが十一億四千五百萬圓程でありますが、その中災害關係が一應四億六千九百萬圓、その他の一般分が六億七千六百萬圓程度に豫定いたしております。
それから公共事業費、百四十七億四千六百萬圓の前年度額に對しまして、二十三年度暫定十一億七千九百萬圓、この中災害關係の經費が四億六千九百萬圓、一般の建設關係が六億七千六百萬圓を計上いたしておるわけであります。
それから災害關係の方では河川の復舊、それから農業關係の復舊、それから山林、水産、それから港灣、學校と、それから厚生省關係で極く僅かなものではありますが、大體ようなことで大掴みに申上げますとこうなつているのであります。尚必要がありますれば詳細に申上げます。
御承知のように、公共事業費の追加豫算は五十二億でありますが、そのうち災害關係の豫算を申し上げますから、どうか御承知を願いたいと思います。河川關係が十四億であります。
農地の復舊――農地の復舊と申しますと災害關係になりますが、農地の開墾その他につきましては、大體四割程度の補助をいたしております。それから災害復舊につきましても、公共的な施設のものにつきましては、大體三分の二程度の補助でありますが、農地等につきましては、大體それより一割程度低く實は補助をしておるわけであります。そういつた關係で補助率が變つておるわけであります。
この金についてはできるだけ預金部の金によつて何とか處置したいと考えておるわけでありますが、そのほかにおいて北海道、殊に北海道廳でございますが、今囘の災害關係その他で相當地方財政も苦しいような状況になつております。從いまして北海道地方の財政の状況全體を見まして、やむを得ず金融措置に頼らねばならぬものは、その全體を通じて考えていかねばならぬのであります。
なお災害關係につきましては、速やかにこれが復舊をはかりますために、別途考慮する豫定でありまして、これにつきましては、本年度の追加豫算に計上いたしますとともに、なお昭和二十三年度におきましても、引續いて實施いたしたいと考えております。 —————————————
なお災害關係につきまして、かなり豫算が組んでありますけれども、この豫算がどういうように使われるのかわれわれはよくわからぬのでありますが、大體におきまして、今囘の風水害その他直接の災害地に使われるのじやないかと思うのであります。しかし今日災害地は、ただ直接に風水害を受けたところにだけ必要なのではないのでありまして、各地方の河川は、大なり小なり災害を受けたも同樣のひどい状態になつておるのであります。
お手もとに差上げてございます書類には、いろいろ村の現状であるとか、漁獲物であるとか、旅行者の往復であるとか、その他災害關係、漁船の關係、そういうものを全部こまかく網羅してございます。
○田中(織)委員 ちよつと災害關係に關連しまして、最近起つている水害竝びに旱害等の災害に對する救助については、國家において補償するという考えをぜひ貫いてもらいたいと思うのであります。それに關連して、今度の關東の水害によつて、先般の東北水害、あるいは和歌山縣等の水害は、いくらか影が薄くなつたようでありますが水害ばかりでなく、旱害も相當あつたように承知しております。
御參考のためにその災害費がその中にどれくらい含まれているかということを申し上げますと、災害復舊費として今年度豫算に九十五億を含んでおりますが、山林關係、砂防關係を全部合わせますと、九十五億のうち、合計して十三億九千八百萬圓、これだけが災害關係の費用になります。
その間國の豫算として計上いたしましたものを御参考までに申し上げますと、漁港については災害關係の豫算を含めまして大正七年度から昭和二十一年度まで全部含めて考えますと、漁港は四千三百五萬一千四百七十五圓、船だまりは大正十四年度から昭和二十一年度まで含めて計上いたしますと、六千六百十萬九千八百五十一圓、合計いたしまして昭和二十一年度までに一億九百十六萬一千三百二十六圓、この金が漁港關係として出ております。
それからなお災害關係は別に考えております。これは手持のものから、特に高知、徳島、それから和歌山、香川、ああいう方面の災害には特別な割當をいたしました。それから揚繰網につきましては、これは別にいわしの揚繰網について計畫を立てさせまして、そうして出荷をするものに特に出すということで、三萬貫を特に豫定しております。こういうようなやり方であります。
○藤田政府委員 災害關係の保留が殘つていないということでありますが、實は若干數量のものは、絶えずいろいろの事態が起りますので、手許にもつております。その數量から特に災害が起るような場合においてはそれを考慮するあるいはどうしてもその數量では足りない場合には次の期において考慮するということで確保してまいつております。